記憶の音節

なくしたCDの記憶を書き始めました。ブログ名は某書から拝借。

CDの記憶:バッハ インヴェンションとシンフォニア

聴いてよし、弾いてよし、作業BGMによし、起き抜けの頭にスイッチを入れるにも寝る前の精神安定にもよし、というほとんど万能の音楽。

じっくり聴けばシンプルな中に限りない奥深さが。

ピアノ学習用にも定番(私は最初のほうをちょっと弾いてみたことがある程度。全部弾けたら楽しいだろうなあ。)

バッハのピアノ(チェンバロ)曲は全体に作業BGM向きではあるが、パルティータや平均律は1曲が長かったり変化が大きすぎたりして作業用には重いと感じる日もある。その点インヴェンションとシンフォニアなら、各曲の適度な長さ(短さ)といい曲調の適度な移り変わりといい、最適だ。(なんでこんなことを書いているかというと、今日残業のBGMに浸かったばかりだからです。。)

ともあれそんなふうに、いろんな用途に使えて心身の滋養強壮に効く、副作用のない万能薬のような音楽なのですよ。

持っていたのはケネス・ギルバートがチェンバロで弾いた全曲盤。

演奏もチェンバロの音色もすばらしかった。また同じもの買い直そうかな。

バッハ:インヴェンションとシンフォニア

バッハ:インヴェンションとシンフォニア

  • アーティスト: ギルバート(ケネス),バッハ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2000/05/24
  • メディア: CD
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この際ピアノ盤も1枚欲しくなったけれど、たくさんありすぎてどれが良いやら。

グールドの演奏は、この曲ではちょっと癖があって素直に楽しめない感がある。

などと思っているところに発見したこの動画の演奏が割と気に入った。

しばらくこれを聴いてみるとしましょうか。

 
BWV772-801 Inventions & Sinfonias Evgeni ...