記憶の音節

なくしたCDの記憶を書き始めました。ブログ名は某書から拝借。

CDの記憶 松任谷由美 「VOYAGER」 「REINCARNATION」

ユーミンこと松任谷由美さん。

失礼ながら、音楽を聴き始めてから長いこと無関心、いやむしろ避けていた。

彼女のヒット曲によく出てくるような恋とか海とかスキーとか青春の思い出とかおしゃれな生活とかにはあまり興味がない、いやむしろ苦手感が強かったもので(汗)

 

それでもやや興味を持ったのは「時をかける少女」あたりからだっただろうか。

このお方、もしやSF好きなのか?と思ってある時ラジオのユーミン特集を聴いてみたら、予想外に良くて年来の苦手感が無事解消されたのだった。

 

というわけで、ユーミンで買ってまで聴いたのは、SF色の強そうなこの2枚。

「VOYAGER」

「REINCARNATION」

どちらも独特の野性的、宇宙的、エスパー的(?)感覚が魅力。

  

VOYAGER

VOYAGER

 

 改めて見ると名曲揃いだなあ。

ちなみに「時をかける少女」の実写版映画はいまだに未見。細田監督のアニメはなかなかよかったですね。最初に接したのはもちろん原作(筒井ファンです。)。

  

REINCARNATION

REINCARNATION

 

 こちらも良い曲が並んでいる。最後の「経る時」なんてしみじみ良いなあ。

 

記憶に残る松任谷さん情報としては、たまたまつけたラジオ番組でシャーマン(的感覚)について語っておられるのを聞いておおややはりそうか、と思ったこと、民族音楽の研究家の方が彼女の声はホーミーの発生に通じるものがあると書いているのを読んでなるほどと膝を打ったことなど。

どうも私にとってのユーミンはそういった世界の人なのだ。